「うちの子(犬)は太っているから、
栄養のあるフードなんか食べさせたら余計に太っちゃいます」と言われた方がおられました。

肥満になる要素は栄養の採り過ぎではなくて、栄養が偏っているからという説もあります。
もちろん、消費するエネルギーより摂取するエネルギーが、上回っているということもありますが。

太っているから、栄養が十分にいきわたっているというのは大きな間違いです。
栄養のバランスの良い食事で、適した量を与えていればワンコの身体は締まってきます。
お話をうかがっていくと、肥満の子は、やはり間食を多く与えていたり、人間の食べるものを与えていたりといった傾向があります。

プロバイオCAを与えていれば痩せますか?とよく聞かれます。

もちろん続けて行けば代謝が良くなり、体内脂肪減少効果が期待できますが、毎日口に入れる物を見直す事も重要です。

特に肥満気味で、毛並や毛艶が悪かったりする場合は、栄養不足である可能性も考えられます。

摂取した栄養は、命に係わる臓器である、脳や心臓に真っ先に使われ、その後その他の臓器に使われ、
直接命に関わらない皮膚や体毛に運ばれてくるのは最後です。だから、栄養が足らないと、皮膚や体毛に栄養はまわってこないのです。

ちゃんとドッグフードを規定量食べさせているのに毛艶が悪いし、皮膚もボソボソ・・だったとしたら
フードを見直す必要があるという、ワンコからのサインです。

そのフードには栄養素が残っていないのかもしれません・・!

そういう目で、毎日ワンコの身体をチェックするのも、元気で長生きしてもらうためには大切かもしれませんね。

低温調理で栄養素が壊れていない無添加ドッグフード